マインドハグ 5つのステージ

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不安定 不安 回復 好転 達観

自分が今どのステージにいるのか、自分がどこのステージを目指すのか
考えましょう。
目指すところが分かったりすると、意欲も湧いてきます。

ずっと「不安定」にいて、次のステージ「不安」にいったらもう下がらないということではないです。
日によって行ったり来たりもします。

ステージ1:不安定

情緒不安定。些細な出来事でもちょっとした出来事でも、気持ちが大きく揺れる。
ネガティブな感じに引きずられたり、悪循環から抜け出せないような状態。
ずっと辛い状態。人によってはカウンセリングが必要になることも。

ステージ2:不安

ネガティブ感情に囚われやすい状態。
イライラ、不安、恐れ、焦り、悲しみなどに支配されている時間が長い。
何か出来事があると、ずっと不安に囚われてしまう。

ステージ3:回復

落ち込んだり不安になったりすることはあるが、比較的、回復が早い。
自分自身でマインドハグをして、自分自身で悪循環から善循環に切替えられる状態。

状況によって、大変な出来事や失敗が続いたりするとステージ2になったりします。
行ったり来たりあります。

ステージ4:好転

不安があっても、失敗しても、それを成長に繋げられる状態。
ピンチの時にも、大変な時でも、ピンチの最中にチャンスに繋がることに気付いている。
しんどいな、落ち込むな、イライラするな、不安だな、というのがありつつも落ち込みつつも、
これって成長するんじゃない?とどこかで気付いているので、
アイデアが湧いてきたりする。

ステージ5:達観

無の境地。
広く大きな視野を持っていて、遠い将来の情勢などを見通す事ができる状態。
また細かいことには惑わされず、引きずられず、
真理や本質を見極めたり、物事にあまりこだわらず、どうなろうとも動じない心境。

 


マインドハグをやり始めると、ステージ3「回復」を経験できてきます。
やり続けていると、ステージ4「好転」になって、
しんどい時も、もうすでに成長のチャンスが分かり始めアイデアが湧いてきます。

矢場田の場合、21歳で潰瘍性大腸炎になって、
22,23歳のときにこのマインドハグの原型が思いつきました。
ステージ1の状態から始めて、情緒不安定でステージ2も多かった。
ところが、これをやることで、ステージ3がたまに出来るようになってきました。
少し痛みがあっても割と回復が早い、不安があっても回復が早いなという段階がきました。

当時はまだ「マインドハグ」というやり方を確立はしていなかったですが、
それを5年、10年やり続けているうちに、
ステージ4の部分が、知らないうちに身についてきたのかなと感じました。
ステージ5はなかなか難しい感じではありますが、
これを目指したい、少しでもステージ5の時間を体感してみたいところです。